ターミナル

本ターミナルは【新しいシルクロード】に
おいて、様々なサービスによって【東】と
【西】の鉄道貨物輸送の拡大を可能とする
ゲートウェイです。

所在地:ハンガリー、フェーニェシュリトケ(Fényeslitke)
座標:N 48°17’07.359″ E 22°7’12.446″
敷地面積:85ヘクタール
最大積替能力:TEU 100万台/1年(鉄道インフラ開発後)

ターミナルを管理するソフトウェアによって、お客様はオンラインでのコミュニケーションが可能になり、移動中のコンテナの位置等をリアルタイムで監視することができるようになります。

倉庫エリアでは各線路に設置されたクレーンが操業しています。クレーン台数は必要に応じて増設が可能です。線路に位置するクレーン軌道の長さは850mです。EWG社は合計3本のクレーン軌道によって、ヨーロッパ規格の全長740mの列車も受け入れることができます。クレーンの最大積載能力は45tです。

運転開始時のクレーンは各軌道に対して1台が操業します。その台数は軌道ごとに2台まで増設可能です。各クレーンは45フィートコンテナ、セミトレーラーや、特別な吊上方法が必要なセミトレーラー等も積換えることができます。さらにターミナルにはリーチスタッカー4台、トラクター5台、セミトレーラー10台も備えられています。

ターミナル内の広軌鉄道には、コンテナの状態を記録するOCRシステムを備えたレントゲンゲートが設置されます。さらに、広軌・標準軌鉄道両方のエントランスには、移動できるデジタル計量器も設置される予定です。

本ターミナルは同時に4本のフルレングスの列車を取り扱うことが可能です。

ターミナルの運転は、広軌鉄道はチョップ・ザーホニ・コモロー(Csop-Záhony-Komoró)駅からのルート、標準軌鉄道においてはフェーニェシュリトケ(Fényeslitke)駅からの直結ルートで実施しています。ターミナルのコンテナ入庫キャパシティーは(空・フルいずれも)TEUコンテナ1.5万台です。その上、今後はリーファーコンテナ500台入庫の設備も整える予定です。

ターミナルはセベソ規定等に適合しているため、大量のタンクコンテナや、危険物を収納するコンテナの積換えや保管等も可能です。運転開始時から面積1.5万m2、天井高12.5mの賃貸倉庫が使用可能になります。

ご要望があれば、付近にある50万m2の未割り当て領域に製造・組立工場や、天井高30mの倉庫の建設も可能です。長期賃貸借契約を締結する場合、ご希望のビルの建設は弊社にてご対応させていただきます。

ターミナル建設完了および試運転開始は2022年第1四半期を予定しています。